Ben blog:日照シュミレーションって?★NEW
建物を設計する際、季節ごとに移り変わる太陽の角度や周囲の建物の影響で変わっていく
「太陽の光の入り方」をしっかりと確認しながら、建物を平面ではなく立体的にとらえて、
丁寧に設計していく必要があります。
これは、パッシブデザインにおいて、とても大切なことです。
そして、お施主様へのご提案の際にもこの「日照シュミレーション」を活用しています。
設計士がどのような意図を以て建物の形状を決め、窓を配置したのか、その理由も効果も
実際のシュミレーションで窓から入ってくる季節ごとの太陽の光を見ていただくと、
しっかりと理解していただけると思います。
決して「外観がカッコイイ」だけの理由ではないのです!
建物屋内の日照シミュレーションでは、開口部から建物の内部への日照の変化を夏と冬、
時刻に応じて計算することで、太陽の日差しが窓からどのように差し込んでくるかを
確認することができます。
建物外部においても内部と同様に日照のシミュレーションを行うことが可能です。
外観でのシミュレーションを行うことで、窓を小さくしてみたり、庇や軒を設けてみたり、
日除けのルーバーを設けてみたりとデザインの検討に活かすことができます。
実際の日照シュミレーションの動画をYouTubeにアップしていますので、ぜひご覧ください。